ヘルシーで美味「食わず嫌い水餃子@あさひごはん(小池田マヤ・著)」を作って食べてみた!

毎日あっという間時間が流れていきます…。買ったばかりだと思っていたセロリが、下の写真のようにしおれていたり。セロリは足が早いって、「きのう何食べた?」の筧史朗氏も悩んでいたというのに不覚。せっかく、リイドカフェで連載中の小池田マヤ先生の作品「あさひごはん」に登場する「食べず嫌い水餃子」を作ろうと準備してたっていうのに!四の五の言わずにさっさと作れちゅーことですな。

この水餃子「しいたけ・セロリ・高野豆腐」と、まるで餃子の中身とは思えない具材ですが、意外と簡単に美味しくできました。

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今回の食材(20個分)

  • 高野豆腐・・・1個(ぬるま湯で少し戻してやわらかくしておく)
  • めんつゆで戻した干ししいたけ・・・2~3個(あさひくんちは、めんつゆの中にしいたけを入れておくようです。)
  • セロリ・・・1本

作ります

高野豆腐を戻している間にセロリと干ししいたけをみじん切りにしておく。今回は粗めに切りましたよ。

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粗々でござる。まだしいたけは入ってません。高野豆腐も細かくみじん切りのような感じに切って、全部合わせます。

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フードプロセッサーを使って超細かくしてもいいかもしれませんな。うちの事務所の場合だとどうかなあ。具の固形っぷりが残っていたほうがたべた~~~!って満足感が高いかもなあ。

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醤油(大さじ1くらいにしました)と塩とコショウ、それからごま油をたら~っと。高野豆腐が乾いていたらめんつゆを追加で入れても。片栗粉を入れて具としてまとまりやすくします。今回は高野豆腐を適当に切りすぎた感があり、そんなにまとまらないw細かく切った方がギュッとまとまりやすくなるでしょうね?きっと。

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手でぎゅぎゅっと混ぜてこんな感じ。味はこの時点でけっこう美味しい。生肉と異なり、味見しても大丈夫なのがうれしい。初めて作るレシピならなおさらwしかし、高野豆腐の大きさが適当過ぎてイマイチまとまり感に欠けますね(´・ω・`)

まあ、餃子の皮で包んでしまえばこちらのものです。

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ほらね!

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あとは、よく煮立っている鍋のお湯にそっと水餃子を投入し、浮かび上がってくるのを待つ…というか皮に火が通るまで見守ります。

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完成!

ポン酢とラー油で…といいたいところですが、ラー油はないのでポン酢でいただきます!

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「あさひごはん」1巻p111より/小池田マヤ・著(リイド社)

あさひくんが嫌いな具材「干ししいたけ・セロリ・高野豆腐」を使った水餃子なので、作って食べる段になってもまごまごしていたところ、ちょっとガサツで面白い実姉・ゆうひがつまみ食いして、思わず叫んだ一コマ。

「うまーーーーーーーーっ!!」

お肉入ってないし、味付けも簡単だし、そもそも私も高野豆腐ってあんまり好きじゃないし、扱ったことないし、どうだろう?って思いながら食べた私も、新しいメニューに警戒心が強いボスも、まるで同じ反応でしたw

「うまーーーーーーーーっ!!」

高野豆腐に椎茸の出汁がしっかり染みこんで、なんとも言えない旨味を感じたそばから、セロリの爽やかな芳香が鼻に抜けていくようで、それでいて肉餃子と違って脂っぽさがないので、どれだけでも食べられそうで。

こりゃあ旨い。

20個作ったので、3回くらいは食べられるかな?と見積もっていましたが、大誤算です。すぐ食べちゃいます。美味しすぎて箸が止まりません。

作って食べてみた感想

  • 旨い。
  • 餃子の皮に包むのは手間がかかる気がしますが、他の工程はただ切るだけ、茹でるだけ。具を仕込んでおいて、食べる分だけ包んで茹でる方式にすると気楽な一品になりそう。
  • 具を切るのにフードプロセッサーを使う案も出ましたが、食べごたえ面でざっくり切った方がいいのかも?と思ったり。どうだろう?
  • 戻しすぎた高野豆腐どうしよう?

レシピの出典元漫画紹介

あさひごはん (SPコミックス)
小池田マヤ
リイド社 (2014-12-25)
売り上げランキング: 15,477

おいしそうな料理が登場する作品を数多く生み出している漫画家・小池田マヤ氏がゴルゴ13で有名なリイド社が運営するウェブコミック・リイドカフェで連載中の作品。高校生のあさひが、洋食屋コックだった祖父の幽霊とともに朝ごはんを作って食べるレシピ&エピソードのショート・ショート。12月にウェブ上で掲載されていた物語が1冊にまとまりました。

小池田マヤTwitter:@koikedama
リイド社リイドカフェ:http://www.leed.co.jp/cafe/

ココからは余談(´・ω・`)

お気づきだろうか…

1枚目の写真に高野豆腐が3つ写っていることに…

当然、3つ分お湯で戻した…ことを…あえて書かなかったことに…

あさひと同じく、高野豆腐の「じわ~」っと染み出してくる感じが苦手で、ようやくここ数年で美味しく食べられるようになったものの、まかない作りでの登場頻度は激低。むしろ、これまで自分で扱ったことがなかった食材・高野豆腐。当然、その膨張率など知らぬ・存ぜぬ・予測できず!だったわけで…。セロリを刻み終わって振り返るとそこには、おおよそ3倍に膨れ上がった彼らが鎮座しておったのであります…。

なんてこった\(^o^)/

セロリの量としいたけの量を考えると、刻むのは高野豆腐1個でよろしい。しかし、後の戻りきった2個はもう元には戻せぬ。石黒正数氏の「それでも町は廻っている」の10巻で歩鳥が高野豆腐だけで鍋をやっていたけれど、私はそこまで高野豆腐好きじゃないぞ。ムリだろう。

脳内でしばらく葛藤した後、普通に出汁で煮含めておかずにしたので…高野豆腐の水餃子+高野豆腐の煮物というちょっとアレなかぶりっぷりに・・・なってしまい・・・(´・ω・`)

というわけで、初めて高野豆腐を使う人は重々ご注意下され。。。

 

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