先日作った”The まかない”的なメニュー。噂通り、これはなかなかに画期的。冷蔵庫のスミに残った野菜、何を入れてもきっと味がまとまるだろう一品です(笑)。
9月の半ばにインターネット界隈で話題になっていたぐるなびさんの記事「『うな重』のタレのポテンシャルが半端無いから、うなぎのタレを使って最高の丼を作ってみた」が、事務所のボスと私の脳内にこびりついておりまして、かねてからうなぎのタレだけストックしてあったんですよ。わざわざスーパーで買ってな。
おまけにこの日は函館でも雪が降るとか降ったとかで、とにかく寒い日だった。外に出たくないじゃん!そんなわけで在庫の野菜とうなぎのタレでどうにかメインディッシュ風にできないかなと・・・企んでいたら、「豚バラ肉で食べたい」ってのたまう方がいたので、結局豚バラだけ買いに行ったんですけどね。
今回の食材(3.5人前)
豚バラ使うならナスだろ!←謎
ってことで、ナスも一本追加。もともとは、古くなった半端なキャベツ(左上)、しなびかけた人参(右下)、使い古しのしめじ(右上)をどうにか食べようぜ、というのが目的・・・だったんですけど。
なので、うなぎのタレと何らかの肉があればこのメニューはOK。今回は、
- 豚バラ肉・・・4cmくらいに切って小麦粉をまぶしておく
- キャベツ・・・ざく切り(しなびていたので切った後少し水にさらしておきました。)
- ナス・・・1本(タレが絡む感じの切り方にしたかったので、薄い短冊切りに)
- にんじん・・・1/2本(こちらも薄めの短冊切り)
- たまねぎ・・・1/2(一口大で厚めのスライス)
- しめじ・・・1/2(冷蔵庫に残っていたので)
- うなぎのタレ・・・50cc
- 山椒・・・適量(最後に思いつきで足したので写真には写ってません)
作って食べます
適当に切った野菜をサラダ油で炒めます。玉ねぎはよく焼いたほうが好きですし、人参はよく火が通っている方が好きなので最初からじっくりと。
その間に豚バラ肉を一口大(4cm弱)に切って、ばらばらにしながら小麦粉をまぶしておきます。ボウルに小麦粉を適当にいれまして、手が汚れるのを厭わない感じで素手でバサバサまぶしながら、肉を一枚一枚はがしていくと良いと思います。面倒だけど、炒めるときにちょっと楽ができるので。
肉を入れて色が変わりかけたら、火が通りやすそうな野菜を入れてみました。ざっとしなやかになってきたら、うなぎのタレを50cc入れてみました。
例によって今回も盛々なので、蒸し焼きにしたく、水分としてお酒をちょい足しして蓋をして2~3分。蓋を取ると全体のカサが減っているので、そのままちょっと焦げる程度に炒めていき、山椒なんぞ振ってみる(山椒の香りがさわやかな「大豆となすと春雨の炒め物」を作って食べてみた!の時に買った山椒が再び)。
この見た目のものをご飯と絡めないでどうなるものか、やればわかるさ!
というわけで、ご飯と一緒に盛りつけ。ぱっと見ホイコーロー風?絵面だけはめちゃくちゃウマそうです!!実際、ばら肉とナスの組み合わせなら鉄板です!しなびかけていた野菜たちもなんら味を主張してこないので、古さを気にせず食べられます(汗;
ご飯とうなぎのタレ炒めを交互に食べる永久機関。危険。
ただし!
うなぎのタレのうなぎのタレたるべきうなぎのタレ的な主張はどこかにぶっ飛んでいました…
よく考えなくても、うなぎのタレ自体がそもそもしょうゆやら砂糖を煮詰めたものですからねぇ。とはいえ、味のキマリ具合はさすがに万能説も根強いうなぎのタレ様です。古い野菜でも気にならない程度には、しっかりと味をつけてくれるので、冷蔵庫で朽ちかけている野菜がある時や、味付けを考えるのが面倒くさい時にはもってこいといえます。
とはいえ、ボス曰く「もっとうなぎのタレ感が欲しい」とのことでしたので、具材を色々変えて研究を続けたいと思います。
って、だったら最初からうなぎ食えよ!
作って食べてみた感想
- お肉は豚か鶏か羊が良さそう
- うなぎのタレはもう少し多めに入れてもよいのかも
- 野菜の味を隠すので、嫌いな野菜を食べるのに良さそう
すいません 炒める時は最初弱火で野菜や肉を先に入れて、その後に油を具材にまわしかけて強火にするともっと油はねはしません 追加でした 熱した油に具材を入れない方が安全ですよね
わたしは肉野菜炒めを作る時には1度沸騰したお湯に塩少量を入れて野菜・肉の順に湯がき軽く火を入れていきます
そうすれば炒める時の油の量を4分の1以下ほどに減らすことができ、味付けが部分的に偏ったとしても塩味は軽くついているから外れはありませんし、少し水気の残っている(といっても岡上げをして1分ほど湯気を上げたままにしていたら油はねはしませんが)とタレがまんべんなく混ざります
わたしはこれで73キロから58キロにやせました
野菜がしゃきしゃきです 肉の脂も少し減ります
名無しさん、コメントありがとうございます!
ブログの更新もコメントの承認も少し間が空いてしまいました。
肉野菜炒めを作る時、一手間かけていらっしゃるんですね~!なるほど、それなら油を減らせますし、タレの味も行き渡り安くなりますね。
というか、素晴らしいダイエット!美味しくなって、しかも痩せられるなんて:-)
炒めるときの手順って、きっとセオリーがあるんでしょうけれど、だいたいいつもその時の気分と流れでやってしまいます(汗;アバウトでも美味しく出来るところが製菓と違い、料理の良い所でもありますが、きっちり作るときっちり美味しくなるのでたまに驚いてしまいますね。