グルメ漫画のはずなのに、何故かエロいと噂の週刊少年ジャンプ連載中の『食戟のソーマ』が面白いとゆーことで、読んでみたらまさに、
The 少年ジャンプ
友情・努力・勝利!(でしたっけ?)が軸のテンポが良いストーリーで普通に面白い漫画でござんした。単行本中には実際に主人公の幸平創真が作ったメニュー等のレシピが掲載されており、実際に調理した猛者もすでに何人も存在するようです。で、この2巻に掲載されている第6話の「鯖缶バーグ」がけっこう美味しいちゅーことなので、私も半信半疑になりながら作って食べてみました!
今回の食材(2人前)
- 鯖の水煮缶・・・190gのもの1つ
- たまねぎ・・・1/2
- たまご・・・1個
- パン粉・・・1.5カップ
- 塩・コショウ・・・適当
- ゴマ油・・・大さじ1
- 大根おろし・・・適量
- 大葉・・・お好み
- ポン酢・・・大さじ2
- 水溶き片栗粉・・・小さじ1の片栗粉を倍量の水で溶いておく
作りますー
玉ねぎはみじん切りに。なんとなく食感を出すために粗みじん切りでいいかなと思います。そして、水煮缶。とりあえず、ボウルを敷いたザルに中身をぶちまけます。
で、この後玉ねぎのみじん切りが入っているボウルにあれやこれやと材料を投入していくんですが、重要なのがたぶん、このコマに描かれている工程。
「鯖の水煮を手で軽く握り、水気を切る」
普段なかなか鯖の水煮缶の中身を手で絞る経験って訪れないんで、私もやってみて驚いたのですが、結構水が出ます。この絞って出た汁は後ほどソースに使用するので、水気を絞る時は鯖缶をぶちまけたボウルの上で行うべし。
鯖は水気を絞るとびっくりするほど柔らかくフレーク状になります。流れに逆らわず、指でバラバラにしながら玉ねぎが待つボウルへ投入していきます。
と、同時にパン粉・卵・塩コショウ一挙に投入します。
卵がパン粉に隠れてしまった・・・!
手が汚れたそのままにハンバーグのタネとなったボウルの中身を素手でこねてまとめていきます。
まとまりましたので、ゴマ油を熱したフライパンに並べて焼きます。
ひっくり返してフライパンにフタをして3分ほど蒸し焼きに。
その間に大根おろしを作り、大葉の準備を。副菜を作る時は、焼く前に作り、最後に鯖缶ハンバーグを焼くとスムーズかも(´・ω・`)今回は副菜は作り置きしてあったので、鯖缶ハンバーグのみを作りました。
焼きあがったら取り出し、フライパンに鯖缶の汁とポン酢を入れて煮立てます。煮立っているところを菜箸でぐるぐるかき混ぜながら一思いに水溶き片栗粉を投入し、一瞬一心不乱にかき混ぜるとトロっとしたソースが出来上がります!
皿に盛りつけて・・・
完成!さあ、おあがりよ!
食戟のソーマ劇中では、幸平創真が学生寮である極星寮に入寮するために寮母である大御堂ふみ緒に、入寮テストとして厨房にあったありあわせの材料で作ったメニュー。グルメマンガの、特に少年漫画系だと例えば『ミスター味っ子』や『OH!MYコンブ』のように独創的ではあるものの、実際に作って食べるとしたらどーなのよ?というメニューが多いという印象なわけで、例に漏れず『食戟のソーマ』のメニューもネタメニューなのかな!?と思っていました。
そもそも、鯖の水煮缶がそんなに美味しくなるわけないじゃーん!みたいなね。生臭さだって残るはずだしね。
しかし、劇中にも描いてあるようにふわっと食べごたえのある美味しいハンバーグに仕上がってしまい、これは驚き。さすが、料理研究家・森崎友紀が監修に協力しているだけありますね!(余談ですが、彼女の名前をググってもなぜかグラビアっぽい写真しか出てこなくてですね・・・)
作って食べてみた感想
- 簡単、早い、美味しい
- ベースを守ったら、薬味やソースなど、あれこれアレンジできそう
- なんとなくヘルシーな気がする
- 玉葱のみじん切りは炒めておかなくてもOK、炒めたバージョンも作ってみたい
- パン粉をたくさん入れるので、結構たくさんできます。
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