女心と秋の空。そんなお天気が続く函館のとある場所から当ブログは発信しております。要は、秋が深まってきて朝晩寒いっちゅー話です。それなら秋鮭がシーズンだろってことで、函館産の生筋子もスーパーで底値に近い値段で売られているぜっ!っていう話で、魚卵好きの2人ならこの前話題になってた「【超簡単】スーパーで売っている生筋子を使った自家製「いくらの醤油漬け」の作り方 / 激安で大量に作れるぞ/ROCKET NEWS24」だろって話なのですが、デブと元デブにいくらは大敵なのですね…。
主にコレステロールと塩分的なイミで。私も函館に住み始めた頃、喜び勇んでタッパーに一杯の自家製いくらを作って3回分くらいの食事で消費したもんですわ。そんなわけで、自家製いくらネタは却下され、「ごはんを盛リ盛り食べられる!「サンマのポン酢deさっぱり煮」を作って食べてみた!」でようやくサンマの下処理の仕方を初体験した私の強い希望により、今回もサンマでまかない飯づくりです。
インターネット大先生に教えていただいたレシピは「さんまと秋なすのトマト煮/ダイエーのおすすめレシピ」ね。”さんまをトマトで煮込むのって美味しそうだよねー”という鶴の一声で探した(比較的サクッとできそうな見た目の)レシピです。
材料はこんなあんばいで、
- サンマ・・・今回は2人前で2尾
- なす・・・2人前なので1個
- たまねぎ・・・2人前なので1/4個といいたいところですが、玉ねぎは好きなので1/2個→みじん切りに
- にんにく・・・1カケ→みじん切りに
- 赤唐辛子・・・種をとって1本まるごと
- 調理酒・・・白ワインの代用品で大さじ2(主に魚の生臭さを消すのかな、ってことで4人前の量)
- トマト缶・・・1/2缶(2人前量)
- オリーブオイル・・・大さじ2(2人前)
- 塩・・・小さじ1/3(2人前)
- こしょう・バジル・・・適量(生バジルなんてないので、乾燥スパイスを使用)
調味料的には塩くらいしか使わないので、わりとお好みで良いのかなという印象です。
さんまはうろこ、頭、内臓を取って4等分にしました。塩、こしょうで下味を付けておきます。塩は、元々のレシピの小さじ2/3の1/3量だということで、ええと、2/3×1/3=2/9の半分だから、小さじ1/9???多くなり過ぎない程度に適当でいいと思います。。。
なすは縦縞模様に皮を向いて1cmの輪切りにして、水にさらしてアクを抜き、玉ねぎとニンニクはそれぞれ適当にみじん切りにしておきまして、鍋にオリーブオイルを熱してニンニクのみじん切りと唐辛子を炒め、香りが出てきたら水気を拭きとったナスを入れて炒めます。
ナスがしんなりしたら(たぶん)、一度ナスを取り出す……
ナスにオリーブオイルが吸収されるので、鍋に追いオリーブをして、サンマを両面こんがりと焼いて、白ワイン(今回は調理酒)を加えてひと煮立ちさせて、サンマを取り出す。
どうあがいても元レシピページに載ってるようには、こんがりと焼けません…。一瞬でサンマの皮はなべ底に張り付きましたわよ。。。わかってたけど…。鍋の温度の問題でしょうか…?それにしても、下処理をしている時から感じていましたが、ぽってりと脂がのっていて、リッチな体をしたサンマですねえ。個人的にはグリルで焼いて大根おろしでいただきたい。
同じ鍋で玉ねぎを色が変わるまで炒めて、トマト缶を入れ、汁気が多少飛んだら、塩と胡椒で味を整えて取り出して置いておいたナスやらサンマやらを戻して煮て出来上がり!
汁気が多いのは煮詰めなかったからであります。生バジルがあれば彩りが良かったのですがね。。。味は鉄板!です。
ニンニクと玉ねぎとトマトと、脂のりのよいサンマ!そして脂を吸うナスの組み合わせでまずいわけがなかろう!!
ただ、下処理が甘かったのか、サンマの脂のりがヨすぎたのか、はたまた白ワインではなく料理酒を使ったからなのか、スパイスが足らなかったなのか、少しサンマの匂いが残ってしまった、かな?私はそれほど気になりませんでしたが(大雑把なので)。
それにしても、だ。一旦炒めたものを「取り出して」という作業が2回もあり、かつ、サンマは鍋で焼いたらなかなかこんがり焼けないのでは?という疑惑と皮が剥がれた残念さがあったり、美味しさとは別のところで「めんどくせぇ!」と感じるレシピでした。工程がそれほど複雑じゃないからこそ、余計に気になったのかも。なんにせよ、一旦出しておくことには苦手意識がありますね。。。洗い物増えるし。
少し量が多かったので、翌日パスタソースにして食べました。残ったトマト缶を足して、オリーブオイルと乾燥ガーリックとこしょうとバジルをガッツリ足して、塩で味を整えてパスタと和えながら熱を入れる感じで。一晩寝かした煮込みは、味が馴染んでいてGOOD!ただし、サンマの骨は気になりました。余裕がある時は骨を取ってから調理をすると良いかもしれません。
作って食べてみた感想
- 同じ鍋での調理をする(油に付いた味と香りを活かすため?)ので、炒めたものを一旦取り出す過程があり、洗い物がちょっぴり増えるのにストレスがたまりましたわよ。
- 塩はなんか複雑な量になってますけど、適当でいいと思います。最悪最後に調整できるので。
- 味はもちろん鉄板!
- 可能なら3枚下しで作った方が骨を取るストレスから開放されると思います。